さようなら2020年
2020年ももう終わりなわけですが、色々振り返りを書いておこうと思ったわけさ。
今年はどんな年だったか
当初、2020年というのは日本にとって最後の輝きの年として考えていたのではないか、と考えてます。僕ら(2010年代入社組)が就職活動するときは、色々な会社で
「オリンピックに向けて、我が社は・・・」「設備投資、とりわけ五輪を見据えた観光を・・・」
と聞いていたわけで、それに向かって経済面で頑張ろうとしてた感あります。が、ご存知の通り新型コロナウィルスが蔓延して、何もかも変わってしまいました。。。
2019年の夏アニメ映画「天気の子」というのがあります。テレビ放映前なのであまり言いませんが、最後に悲観的ともとれる日常を国民は受け入れて、それでも生きる姿が描かれています。
コロナの生活が当たり前になったとき、これと似たような感覚を覚えたのは監督含め私も同じでした。
ニューノーマルやアフターコロナ、ウィズコロナなどで称される、これまでと違う環境が当たり前になりつつあります。
川の流れのように移ろいゆく環境に逆らうことができるのでしょうか。ワクチンや対処療法が普及しても、もはや前の世界には戻れないのではないかと思います。
それで結局どう思ったのさ
「変わらないと思っていたモノが変わった」という意味では良かったと思います(もちろん、そう思わないと気持ちが暗くなるので)。
仕事ではリモートワークやビジネスチャットが導入され、今後も継続されそうです。また私はリモートワークだと集中して仕事ができる事がわかったのも一つの良かったことです(同期でもリモートワーク辛い、と嘆いている人もいるので)。
趣味ごとでは感染対策をもちろんした上で、GoTo トラベルやイート、映画なども行ってきました。
ニュースとか見ると「旅行ダメ!遊ぶのダメ!」と言われるような報道が滅茶苦茶ありましたが、最近は心を健康を維持するのにニュース見なくなりました。んで思う存分遊びました。
自分の心がそんなにゲージ多く無い、って事は限界を超えた時に分かりました。最近は「あっ、やばいな」って時はさっさと帰って心の栄養補給するし、ニュースやSNSも心削られるのでなるべく見ない事にしました。
結局、最終的には自分を守るのは自分だけで、会社も家族も手を添えるだけ(もしくは敵)にしかならないですよ。本当にヤバい時は皆んなから批判されても良いので自分優先で生きましょう。「いのちをだいじに」。
買ったもの
なんだかんだ大きめの出費は減ったので、デジタルガジェットを買いまくりました。
WH-1000XM3(Sonyのヘッドホン)
今年買って一番良くて、滅茶苦茶使った。元々は使ってたオーテクのヘッドホンが壊れたので、ブランド買いでSonyを購入。音楽だけでなく、リモートワークや雑音がうるさいときに被って寝た。
ノイキャンが効きすぎるので、被って寝た時に目覚まし時計の音まで消してくれて、もれなく遅刻した。
MacBook Air 2020(M1)
最近買った、噂通りのゲームチェンジャー。SNSやYoutubeで言われてる内容を調べたくて買った。iPad並みに電池が持つので、macOSに抵抗無いならおすすめ。
Oculus Quest 2
Quest1を持ってたけど、後輩くんに譲って購入。VRHMDはこれで5個目。個人的に感動は無かった(元々Quest1が完成度高すぎのため)のと、現状ほとんど使ってない。
あと個人的に映像系に興味が移りつつあるので、VRに対して興味が少なくなってきてる。Quest2がEoLになるまで使い続けると思う。
Pixel 4a
前使ってたZenfone5がほぼEoL(パッチ提供がほとんど無い)となったため更改。仕事でも使うので、お遊び向きでなくパッチがちゃんと提供される製品を探してた所でPixelにした。
ちなみによく出来たスマホだけれど、尖ったところも無く、ふつーのスマホなのでロマンを求める人には向いてないと思う。
リモートワーク用テーブルと椅子
うちにはローテーブルしかないため、リモートワークで足が死にそうに。それでニトリに行ったら、注文して2ヶ月待ち。結局来るまでローテーブルで仕事してて足が死んだ。
2021年にやりたい事
Davinci Resolve
年末から、NWの師匠にあたる人の手伝いで映像配信系のことをやり始めた。IPのNWで映像を流すというのはシビアで有りながらホットで楽しい。しかも新しいことが学べるのが良い。
そんなこんなで映像編集と3DCG動かすために、Davinci Resolveを勉強しておきたい。
Docker, K8S, Ansible
正直、ハイパーレガシー系のお仕事なので、仕事でも使わないのだけど覚えておきたいとは思う技術。最低限使えるぐらいまではできるようにしたい。
アニメーション
かれこれ3年ぐらい絵の練習をしているのだけど、そろそろ漫画とかアニメを作ってみたい。
最後に
ここ数年、自分は本当に技術が好きなのか?という事を悩んでいました。
過去に全てを注ぎ込んだゲーム制作やプログラミング、資格勉強や本職のNWをもう個人の時間を使って頑張ろうと全く思わないのです。全然楽しく無いのです。
話は急に変わりますが、先日友人とのリモート飲み会の時に小学校時の卒業作文を見返してました。ペラペラとめくり、私のページになりました。
そこのページには当時好きだったことが書いてありました、それは「お祭りが好き」と一言。
友人とゲハゲハ笑ったのですが、その後色々考えてみて「今の自分も一緒だ」と思うようになりました。一本筋が通った言葉だったと。
本当は「イベント」が好きなんですね。昔は参加する側だったけど、今は開催する側で楽しくやっております。そして、来年も勉強会とかゲームジャムを開催する予定です、そしてこの活動はやってて楽しいのです。
前段に戻りますが結局、技術というのはどんちゃん騒ぎするための「おもちゃ」にしかすぎない、という根底があるのだと過去の自分から気付かされました。
SNSには私のような考えでなく、もっと純粋に技術を高めたいという人がいっぱい存在するように見えます。そんな人からすると私の活動は不純だと思います。
過去の自分ならこれを否定してたと思います。でもだれがなんと言おうとも、今の自分はこのエゴを大切にしたいと思います。
正しくなくても、歪んでても、時は移ろいゆきます。
さようなら2020年。こんにちは2021年。